デザイン・雑学

日常生活でも銀は黒くなる

陶芸ネックレス

金胎陶芸アクセサリーブランドhitotoi(ひととい)の犬塚です。

温泉に入っていないのに銀が黒く変色した!という方も多いかもしれません。「銀は錆びない」の記事で硫黄成分が黒くなる原因だとお話ししましたが、硫黄以外にも銀を黒くする成分はあるのです。

今回は、日常生活で見落としがちな銀の変色理由をお話しします。これからの夏によく行きそうな、あそこは注意ですよ。

まずは硫黄成分について

まずは硫黄成分についてお話しします。

まずよく見落としがちなのが入浴剤です。入浴剤にも硫黄成分が入っているものがあるので、銀が黒ずむ可能性もあります。

そして、意外に知られていないのがゴムです。ゴムに触れたらすぐに変色とは言いませんが、ゴムは硫黄成分を含んでいるので、ゴムでまとめて保管なんてことをしているとゴムからの硫黄成分で変色しやすくなります。

袋に入れてゴムで縛って保管。ケアしているつもりが、かえって黒ずみを促進してしまった!なんてことにならないよう、お気を付けください。

絶対に避けられない身の回りにあるアレ

これはほんともうどうしようもないのですが、空気です。

日本に限らず火山の多い国では、空気中の硫黄成分が他のところより多いため、銀が変色しやすいのです。

このためヨーロッパでは銀は比較的、光る金属として使われていましたが、日本では燻し銀としてわびさびの趣がある用途で使われていたように思います。

この辺りは文化的な好みによるものかもしれませんが、空気中の硫黄成分が原因だと考えることもできるのではないでしょうか。

ジムやプールに普段から行く人は注意!

あるお客様のシルバーのペンダントヘッドを見せてもらったところ、表側がやたらと黒くなっていました。普通は汗や皮脂が付着しやすい裏側が黒くなったりするのですが、裏はきれいなままでした。

色々とお話を聞いても原因がわからず。それから後日、そのお客様に誘われて一緒にジムで汗を流したことがありました。そして、ジムのお風呂に入った時にピンときました!!

塩素です!

そのジムのお風呂はかなり塩素濃度が濃いようで、お風呂に塩素のにおいが充満していました。

あまり知られていませんが、塩素も銀を黒くする要因の一つなのです。

まずやらないと思いますが、服にシルバーのネックレスや指輪を入れたまま塩素漂白をしてしまったりすると黒っぽく変色してしまいます。

プール、銭湯、スポーツジムのお風呂等にも塩素が殺菌剤として使用されているため。注意が必要です。

プールなどはかなり薄めてありますので、プールに入ったらすぐに黒くなったという事はないと思いますが、塩素と反応した銀は日光で黒化反応が促進されるため、プール、日光浴などを繰り返していると銀が黒く変色する可能性が高いです。

夏、プール、日光!楽しいですが、銀にとっては少し危ないですね。

そのほかの要因

そのほかにも一般に言われるように、汗、化粧品、排ガスなど銀を変色させる原因は色々とあります。

特に汗は人によって成分がだいぶ違い、黒ずみやすい人は普通につけているだけでかなり黒くなってしまう人もいます。

汗や、化粧品、お風呂の塩素などはどうしようもない場合も多いと思います。

そんなときは一日の終わりに、純水などでさっと流して柔らかい布でふく。それだけで、だいぶ銀の輝きの持ちが違います。

銀はいぶした黒さも魅力ではありますが、しっかり磨かれた美しい鏡面も、とても魅力的です。上記のような知識があれば、白く美しい表面をできるだけ長く楽しむことができますよ。

特に、お風呂などは、お風呂で汗を流したから大丈夫。となりそうですが、塩素の具合では逆効果もあるのでお気を付けくださいね。

いかがでしたでしょうか?私の知識が少しでも皆さんの人生を豊かにする足しになったと思っていただけると、とてもうれしいです。

hitotoi(ひととい)の金胎陶芸はどちらかというと、黒くなってもそれもまた味、といった風に楽しんでいただけるような作品になっています。最後にオンラインサイトも貼っておきますので、私のブランドに興味を持っていただけたら、あいたお時間にでも。

shop.hitotoi.com

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それではまたお会いしましょう。


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